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ふたつのコレクション展「芹沢銈介の仕事」「筆と言葉 杉本健𠮷と本多静雄の交流」豊田市民芸館で2026年2月7日-5月24日に開催

芹沢銈介『ばんどり図四曲屏風』1957年 166.4×243.4㎝

コレクションから探るふたつのテーマ

 愛知・豊田市民芸館で2026年2月7日〜5月24日、ふたつのコレクション展「芹沢銈介の仕事」と「筆と言葉 杉本健𠮷と本多静雄の交流」が開催される。

 「芹沢銈介の仕事」は、日本を代表する染色家で、民藝運動の中心的な作家の1人だった芹沢銈介(1895ー1984年)の作品を紹介する展示。

芹沢銈介『ねじり文暖簾』1971年 121.0×84.5㎝

 芹沢は、柳宗悦の論文「工藝の道」に感銘を受け、民藝運動に参加。柳の著作の装幀を数多く手がけた。「下絵」「型彫り」「染め」の工程をすべて1人で行う「型絵染」を確立。その功績によって、人間国宝に認定された。

 本展では、 2025年に生誕130年を迎えた芹沢の作品を館蔵品の中から厳選して展示。代名詞である染色作品に加え、ガラス絵、絵本、装幀など幅広い作品約80点を通して、芹沢の生き方そのものを伝える。

芹沢銈介『窯出し文暖簾』1949年 115.7×110.5㎝

 「筆と言葉 杉本健𠮷と本多静雄の交流」は、豊田市名誉市民で実業家、日本有数の古陶磁研究家だった本多静雄 (1898ー1999年)と、「生きることは描くこと」と語った名古屋市出身の画家、杉本健𠮷(1905ー2004年)の交流がテーマ。

 2人は、愛知県立工業学校(現・県立愛知総合工科高校)の同窓。8歳年下の杉本は、本多との交流を通じて多くの作品を生み出した。本多は杉本美術館(2021年閉館)の開館に際し、初代館長を務めるなど、生涯にわたり親交を深めた。

杉本健𠮷:画 本多静雄:書『明治開化屏風』(左隻)1987年 178.0×366.6㎝

 本多は101歳、杉本は99歳でこの世を去ったが、晩年、2人は関心や好奇心の赴くままに互いの創作意欲を刺激し合う特別な関係にあった。

 本展では、杉本健𠮷の代表作となる「新平家物語」「聖徳太子絵伝」をはじめ、作品約80点を2人の深い交流と文化活動に焦点を当てて紹介する。

杉本健𠮷『三国山 青衣乃神人』1989年 本紙29.0×46.8㎝

杉本健𠮷『幻の壺』1969年 本紙23.0×32.5㎝

開催概要

展覧会名:ふたつのコレクション展「芹沢銈介の仕事」「筆と言葉 杉本健𠮷と本多静雄の交流」
会  期:2026年2月7日[土]~5月24日[日]
開館時間:午前9時30分-午後5時
休 館 日:月曜日[2月23日、5月4日は開館]
主  催:豊田市民芸館
共  催:中日新聞社
出品協力:公益財団法人 杉本美術館
会  場:第1・第2民芸館
観 覧 料:一般600円 高校生・大学生400円 中学生以下無料
※観覧料の減免、割引等については同館ウェブサイトを確認

芹沢銈介『いろは文字絵六曲屏風』1958年 本紙139.7×30.2㎝

関連企画

記念講演会「杉本健𠮷と本多静雄の交流」
日時:2月22日[日]午後2時-3時30分
講師:木本文平氏(碧南市藤井達吉現代美術館館長)
会場:豊田市民芸館(第3民芸館)

お話会&ワークショップ
日時:4月19日[日]午後1時-4時
講師:山内武志氏(アトリエぬいや)
会場:豊田市民芸館(第3民芸館ほか)
①お話会「 染色家山内武志が語る芹沢銈介」
②合羽摺りワークショップ

ギャラリートーク
学芸員による展示解説
日時:2月28日[土]、3月21日[土]のいずれも午後2時から1時間程度
会場:第1民芸館集合
聴講:無料(要当日観覧券提示)

杉本健𠮷『鏡板 老松』1977年 211.0×528.0㎝

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