二度と過ちを繰り返さないために
名古屋市東区白壁のシアターカフェで2025年10月2〜10日、、『命継ぐ』『紡ぎ』が上映される。
戦後80年を迎え、戦争体験者が高齢化し、戦争を語る人々が少なくなる中で、その悲惨さ、残虐さを 実体験から聞くことが難しくなってきた。
若い人たちが、戦争体験者の人たちに直接、話を聞き、二度と過ちを繰り返さないよう、後世に繋いでいくことが大切という監督の思いから、上映している。
歴史を学ぶことは単なる流れを習得することではなく、原因、結果、それに至る経緯を考察し、現在や未来へ役立てていくことである。
スケジュール・予約
日時:10/2(木)~10(金)
※火水定休
2(木)、3(金)監督、石川鈴菜さん 4(土)監督舞台挨拶予定
連日 13:00-14:21
料金:1300円(高校生まで1000円)+1ドリンク(600円~)オーダー
来場者特典:来場者に「命継ぐオリジナルポストカード」(くじつき)をプレゼント
定員:各回19名
予約はこちら。
作品紹介
『命継ぐ』 (2023年/46分)
脚本・監督:Hiroshi Fukai
音楽:堀田ゆき
主題歌:まにこ
出演:齊藤英里 石川鈴菜 松林慎司 宗清万里子 高品剛

女子高生の澤村菜々香は、友達と遊びに行ったり、 美味しいものを食べたり、毎日を何一つ不自由なく楽しく過ごしている。両親と一緒に、田舎の祖父母と曽祖母が暮らす家に行くことになった 菜々香は、そこでも友達と会って遊ぶ約束をする。
田舎の家で戦争で亡くなった先祖のお墓参りに行く話になるが、菜々香は友達と遊ぶので行かないと言い出す。
その後、菜々香の母親は、遊びに来た菜々香の友達の美由に、 お墓参りに菜々香も行くからと、断りを入れてしまう。
それにキレた菜々香は、戦争は仕方のないこと、どうでもいいことだと言い放ち、 お墓参りに行かなかった。そして菜々香は父親から、曽祖母が辛い体験をした話を聞かされるが…。
併映『紡ぎ』 (2023年/34分)
『命継ぐ』の俳優が戦争体験の話を聞くドキュメンタリー。
