脚本家集団チュープロとタッグ
「幻音GEN-ON」が2025年6月22日、名古屋市東区白壁のシアターカフェで開催される。
脚本家集団チュープロとタッグを組む初の試み。朗読、オーディオドラマを上映。スクリーンにイメージは映し出されるが、暗闇の中、音響を体感してもらおうと企画した。シナリオのワークショップも開催する。


プログラム
①12:30-13:30
その窓が開く【朗読】24:03
朗読:二階堂新太郎
音楽:野沢香苗
作・演出:すだち頼子
ある日、同僚の青田が消えた。きょうび、鬱で出社できないことなど珍しくもない。あいつもきっとそうなんだろう。そう思い込みたい気持ちと裏腹に、俺の足は青田の影を追っていた。
アイス【朗読】21:34
朗読:相澤一成
音楽:村田千紘
作: すだち頼子
父を手に掛けた私はあの日から違う生き物に成り果てた。ただただ生きているだけの機械。そんな私にも血は通っていた。思い出させたのは、とある訪問者。それが私を熱くさせる記憶への道を開いた。
② 13:45-14:45
かむふらーじゅ【朗読】23:11
朗読:前野恵
音楽:野沢香苗
作・演出:大倉加津子
ストレスフルな毎日から解放され、気ままなひとり時間。マイペース最高! ・・・言うほどに一抹の寂しさが。 WHY? ふと無神経な過去の振る舞いを思い出し、楽しい散歩は内省の時間へと変わる。アラフォー女性の心模様。
旅の途中~かむふらーじゅⅢ 帰省編~【朗読】25:02
朗読:前野恵
音楽:村田千紘
作・演出:大倉加津子
アラフォー独身。帰省のたびに感じる漠然とした後ろめたさ。親孝行、社会貢献・・・。地元で親を支える妹夫婦に感謝。気がかりは妹の夫。私の中学時代の同級生。 確か両想いの頃もあったような一。
➂16:45-17:45
やまのはの月 【朗読】28:49
朗読:司馬正太郎
音楽:野沢香苗
作:百森来哉
演出:MOMO
父が死んで、山が残った。その山には、女が一人、住んでいた。父が残した静謐なる異界で、佑太郎は、記憶の奥底に取り残された“もうひとつの日常”と邂逅する。
さいなら【オーディオドラマ】24:39
出演:岩松れい子、波連ゆかり、小野孝弘
作・演出:知愛
ちかこが、その音を聴いたのは秋だった。最初は空耳、あるいは幽界の音だと思っていたが、人間の仕業かもしれない。そう思い始めた途端、ちかこはその音に囚われてゆく一。
WS 「あなたの日常にシナリオを!」15:15-16:15
あなたのオリジナルシーンを描きませんか。未経験者の方向けのミニミニ脚本ワークショップ。『早乙女カナコの場合は』の共同脚本の知愛を含めたチュープロが講師を務める。会話が中心のオリジナルのワンシーンを描く初心者向けの講座。
※①~③のどれかを鑑賞した人が参加できる。
料金・予約
日時:6/22(日)
① 12:30-13:30
② 13:45-14:45
WS 15:15-16:15
③ 16:45-17:45
料金:各回1000円+1ドリンク(600円~)、 WSは500円
※複数回参加の場合は料金プラス1ドリンクでOK
※司馬正太郎さん来場予定
定員:各回19名
予約はこちら(WSのみのご参加はできない)