燐光群の新作「憲法くん」 名古屋で12月19、20日に上演

 劇団「燐光群」の新作「憲法くん」が2019年19、20日、名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールで上演される。20年以上、松元ヒロによって演じられてきたオリジナルの1人芝居「憲法くん」を演劇にする権利が燐光群の坂手洋二に認められ実現した。松元の「憲法くん」は、現実に立ち向かうすがすがしさ、困難に打ち勝つ知恵に溢れ、井上ひさし、永六輔、立川談志らが絶賛した。

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へんなうわさを耳にしたんですけど、
ほんとうですか。
わたしがリストラされるかもしれない、というはなし。
「現実にあわないからだよ」、
というひとがいます。
でも、理想と現実が違っていたら、
ふつうは、現実を理想に近づけるように、
努力するものではありませんか。
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 あるとき、ながいあいだ行方知れずだった「憲法くん」が帰ってくる。
そして「憲法くん」は、日本国憲法とはちょっと違う「憲法くんの憲法」がある、と言い始める。
「ぼくにも基本的人権がある」と。奇しくも、時の政府は、憲法改定に向けて動き出そうとしている。
「憲法くん」の、自らの存続を賭けた、たたかいが始まる。

 憲法が施行された日に生まれた「憲法(かずのり)くん」の物語を縦糸に、「日本国憲法」の存在とその存続が問われる、いくつもの事件・事態が巻き起こる。最終的にあらゆる要素が出会う時、何が明らかになるのか――。
 「憲法くん」は、原作が松元ヒロ(協力・水島朝穂)で、今回の舞台では、
台本・演出を坂手洋二が担う。出演は、中山マリ、鴨川てんし、川中健次郎、吉村直、円城寺あやら。

上演時間は、19日午後7時、20日午後2時。チケットは、燐光群オンラインチケット

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伝えること、文化芸術とメディアについて

1980年代から、名古屋、東京、関西で文化芸術を見てきた。新聞文化面、専門雑誌、「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、自ら新聞文化欄を編集、美術、映画、演劇などの記事を書いてきた。2000年代に入ると芸術批評誌を立ち上げ、2019年にはWEBメディアを始めた。文化芸術とメディアの関係、その歴史的展開、メディアリテラシー、課題と可能性、レビューや伝わる文章の書き方、WEBメディアの意義、構築方法について、若い世代に伝えたいと考えています。

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