名古屋城金鯱展 2021年3月20日~4月2日 16年ぶり地上へ降臨

名古屋城金鯱展 KIN-SHACHI EXHIBITION ~守り神降臨、海と山の祈り~

 名古屋城 二之丸広場(名古屋市中区本丸1-1)で2021年3月20日(土・祝)~2021年4月2日(金)、特別企画「名古屋城 金鯱展~守り神降臨、海と山の祈り~」(名古屋市主催)が開催される。

 16年ぶりに地上へ降臨した金鯱が「海シャチ」「山シャチ」として名古屋城二之丸広場に登場。

 遥かユーラシア大陸を旅してきた鯱のルーツや、古今東西、災厄と向き合ってきた鯱の仲間たちを表現した独創的な絵図とともに、見て、学んで、体感できるインスタレーション展示となる。                                    

 時間は、3月20日(土・祝)~25日(木)は9時~16時30分(閉門17時)、3月26日(金)~4月2日(金)は 9時~19時30分(閉門20時)。※本丸御殿への入館は閉園の30分前まで。

 料金は、名古屋城観覧料〈大人500円、市内在住65歳以上100円、中学生以下無料〉が必要だが、名古屋城 金鯱」への入場は無料。

 古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長でした。いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょうか。
 鯱、獅子、龍、鬼、妖怪……。私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。海と山に囲まれ、自然災害や疫病などの災厄と対峙してきた人々が、想像力というささやかな道具をたよりに、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
 名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所に。歴史を振り返ると、どんなときも私たちのそばに金鯱がいたのです。
 令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。400年の歳月を超えてなお、変わらぬ輝きを放つ金鯱が、踏み出そうとする人々の祈りと願いを受けとめます。

会場案内(展示エリア)

名古屋城二之丸広場

3つのコースがある。

① スタンダードコース

 海シャチ・山シャチが織りなす世界観を体感できる。イラストレーター2yang氏の絵図展示の後、全方向から鑑賞できる「山シャチ」と、水盤に浮かぶ「海シャチ」を楽しめる。

② ショートコース

 海シャチ・山シャチの姿を短時間で楽しめる時間のない人向けのコース。

③ フォトコース

 フォトコースの整理券を持った人だけが立ち入れるスポット。「海」に浮かぶ金鯱の近くでカメラマンによる記念撮影ができる。撮影した写真はその場で、「名古屋金鯱展」オリジナルデザインの台紙に入れてもらえる。データもプレゼント!

[フォトコース参加方法]
◎参加料:1組・1枚 2,000円(税込)(当日、会場で支払う)。
◎参加方法:申し込みフォームから、希望の日程・時間を選択して申し込むか、整理券(当日配布)が必要。
<注意事項>
※金鯱に触ることはできない。
※1組何人でも一緒に撮影できるが、写真は1枚。
※焼き増しは1枚1,000円(税込)。当日カメラマンに伝える。
※混雑を避けるため申し込み組数に上限を設けている。

お土産(物販・飲食ブース)

金鯱をもちかえる

 名古屋の郷土玩具を限定1,000個で復刻した「金鯱土鈴」をはじめ、金鯱展特別記念の「金の御城印」、「金シャチクリップス」など、名古屋城でしか買えないオリジナルのお土産を販売。

山海の恵みを楽しむ

 東日本大震災から10年という節目を迎える陸前高田市から、観光PRや物販・飲食ブースが出展。日本の産金のルーツでもある「みちのくGOLD浪漫」の出展もある。
 ※観光PRブースは、9:00-16:30。
 ※飲食ブースの会場は西之丸。

オンライン講座「金鯱学事始め」

 名古屋城の天守にある金の鯱は一体どこからやって来たのか。名古屋のシンボルとして親しまれているこの金鯱には、実は意外なルーツがある。アジアの遥か遠くから、進化をしながらこの地にやってきたその由来を豊富な画像とともに解き明かす。

城子屋

日時:3月27日(土)14:00(90分程度)/料金:500円/定員:80名
講師:立川武蔵(国立民族学博物館・名誉教授)

◎参加方法:ZOOMビデオウェビナーでのオンライン講座となる。
※申し込みが完了した人にZOOMのURLが届く。
※通信料は各自で負担。
◎申込方法:大ナゴヤ大学のウェブサイト内「学びでつながる城とまち。城子屋」のページから。

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文化とメディア—書くこと、伝えることについて

1980年代から、国内外で美術、演劇などを取材し、新聞文化面、専門雑誌などに記事を書いてきました。新聞や「ぴあ」などの情報誌の時代、WEBサイト、SNSの時代を生き、2002年には芸術批評誌を立ち上げ、2019年、自らWEBメディアを始めました。情報発信のみならず、文化とメディアの関係、その歴史的展開、WEBメディアの課題と可能性、メディアリテラシーなどをテーマに、このメディアを運営しています。中日新聞社では、企業や大学向けの文章講座なども担当。現在は、アート情報発信のオウンドメディアの可能性を追究するとともに、アートライティング、広報、ビジネス向けに、文章力向上ための教材、メディアの開発を目指しています。

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