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慰安婦ドキュメンタリー「主戦場」 8月24日から名古屋で再再上映

 慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」が異例のヒットとなり、名古屋シネマテークで2019年8月24日からの再再上映が決まった。9月13日まで。名古屋シネマテークでは、4月末〜5月中旬、7月上旬〜8月初めに続く3回目の上映。中止となった「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」に慰安婦を象徴する少女像が展示されていたこともあり、観客層が広がっているようだ。
 「主戦場」は、慰安婦問題を巡って発言をしている様々な人がインタビューを受け、登場。ジャーナリストの櫻井よしこさん、衆院議員の杉田水脈さん、「新しい歴史教科書をつくる会」の藤岡信勝さん、弁護士、タレントのケント・ギルバートさん、「女たちの戦争と平和資料館」事務局長の渡辺美奈さんなどが、それぞれの主張、反論を展開させる。特に右派とされる人たちが日系米国人のミキ・デザキ監督からの質問に自信ありげに丁寧に答え、素直に答える表情、そこに現れるほころびや亀裂のようなものが興味深い。デザキ監督が着地点を定めず取材する中で情報が整理され、映画はある方向に収斂していく。
 2019年6月14日の朝日新聞などによると、出演した3人が5月30日に記者会見を開き、「学術研究だというから協力した。商業映画として一般公開するならインタビューは受けなかった。承諾なく出演させられた」と肖像権侵害を主張するなど、抗議声明を発表した。これに対し、デザキ氏は「商業公開の可能性も知っていた」などと反論。うち、公開前に確認を求めた2人には発言部分の映像も送った、としている。